アイキャッチ画像引用元:CAPCOM公式サイト
どうも、しーです!
今回の記事は、2023年4月14日に発売された話題の新作『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』の解説に加えて、感想を書きました!
発売前から大きく話題になっていた本作の魅力を出来る限り伝えていきます!
結論、めちゃくちゃ面白いゲームです!当時プレイしていた世代は、CMも刺さったんじゃないかなと思います…
はじめに
ロックマンエグゼ アドバンスドコレクションとは?
ロックマンエグゼとは、インターネットが発達したネットワーク社会を舞台に、主人公“光 熱斗”(ひかり ねっと)と人格を持ったプログラムである相棒“ロックマン”の活躍を描くデータアクションRPGです。
現実世界では熱斗、インターネットの中の電脳世界ではロックマンとなり物語は進んでいきます。
本作『アドバンスドコレクション』はシリーズ全作合計10作品が収録されている、ロックマンエグゼファンにとって最高の内容となっています!
ロックマンエグゼの世界
200X年、インターネットの急速な発達によるネットワークの時代。
人々は「PET(ペット)」と呼ばれる携帯端末と、人格を持ったプログラム「ネットナビ」により数々のネットワーク技術の恩恵を受けられるようになっていた。
しかし、生活が便利になっていくその一方で数々のネット犯罪もまた、引き起こされていた。
主人公の“光熱斗”とそのネットナビ“ロックマン”は力を合わせて数々の事件に立ち向かっていく。
ロックマンエグゼ:アドバンスドコレクションの概要
発売日:2023年4月14日
発売元:カプコン
ジャンル:データアクションRPG
プレイ人数:1人(オンライン時2人)
メディア:PS4、switch、steam
steam版の必要スペックと推奨スペック
必要 | 推奨 | ||
OS | Windows10(64bit) | OS | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 3.4GHz、またはAMD FX-8300 | CPU | Intel Core i5-4460 3.4GHz、またはAMD FX-8300 |
メモリー | 4 GB RAM | メモリー | 8 GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 950 2GB、またはAMD Radeon RX 460 2GB | GPU | NVIDIA GeForce GTX 950 2GB、またはAMD Radeon RX 460 2GB |
DirectX | Version 11 | DirectX | Version 11 |
サウンドカード | DirectSound対応(DirectX 10以上) | サウンドカード | DirectSound対応(DirectX 10以上) |
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ストーリーの進み方
物語は、「現実世界」と「電脳世界」を行き来しながら、問題を解決することがメインとなっています。
電脳世界は、コンピューターやインターネット内に物理的に描かれた世界となっており、謎を解く要素や、飛んでくるものを避けるアクション要素など、多数の要素があります。
物語中には遊び心が溢れており、それがこのシリーズの魅力の一つです。
さらに、シリーズ全体でストーリーはつながっていますが、複雑な設定はなく、どの作品から始めても楽しむことができます。
探索は現実世界、電脳世界、どちらのフィールドでも可能であり、固定した視点であるクォータービューが用いられています。
電脳世界での探検中には、ゼニーという通貨やロックマンが使用するチップなどのアイテムが見つかることがありますが、歩いている途中でウイルスとのランダムな戦闘も起こります。
電脳世界のマップが独特な形をしているのが特徴だね。何回迷子になったか…
バトルシステム
バトルはストーリー進行、イベントや電脳世界におけるランダムなエンカウント時に発生します。
戦闘は3×6マスのフィールド上で展開され、プレイヤーは左側の3×3マスを、敵は右側の3×3マスを移動して戦います。
多種多様な敵キャラクターが存在し、それぞれ独自の攻撃パターンを持っています。
敵の行動を注意深く観察し、攻撃を回避することが重要です。
ロックマンの攻撃方法は主に2つあり、基本装備の「ロックバスター」と「バトルチップ」を使用した攻撃です。
ロックバスターは一般的な通常攻撃として機能し、ボタンを押すと迅速に射撃し、長押しすることでチャージショットが放たれます。
どちらも最初はそれほど強力ではありませんが、ロックマンのカスタマイズにより、ダメージを増加させたり、攻撃の挙動を変更させたりすることができます。
このバトルシステムに当時、熱中しました!
最大の魅力”バトルチップ”
バトルチップは、ネットナビが戦闘を行う際に役立つアイテムであり、PETに差し込みデータを送信することで、ネットナビがそれを利用できるようになっています。
簡単に言えば、攻撃スキル、回復スキル、補助スキルなどです。
バトルチップをロードするための「カスタム画面」は、戦闘が始まると開かれるほか、戦闘中に画面上の「カスタムゲージ」が最大値に達した時、特定のキーを押すことで開くこともできます。
このバトルチップのシステムが戦闘に戦略的要素を加えてくれます!パネル破壊、回復、範囲攻撃など、さまざまな方法で敵を攻略していきます…
収録タイトルと各作品のあらすじ
当時、散々プレイして知ってるよ!という方は読み飛ばしちゃってください…
収録タイトル
本作は全10作品が収録されており、大ボリュームの作品となっております!
下記に収録作品をまとめました。
1.ロックマンエグゼ
2.ロックマンエグゼ2
3.ロックマンエグゼ3
4.ロックマンエグゼ3 Black
5.ロックマンエグゼ4 トーナメントレッドサン
6.ロックマンエグゼ4 トーナメントブルームーン
7.ロックマンエグゼ5 チームオブブルース
8.ロックマンエグゼ5 チームオブカーネル
9.ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ
10.ロックマンエグゼ6 電脳獣ファルザー
ロックマンエグゼのあらすじ
従来のロックマンシリーズをベースに、独特の世界観と戦闘システムを搭載した新時代のロックマンが登場。
現実世界では熱斗として、電脳世界ではロックマンとして活躍し、
周囲で発生する事件の解決に取り組む。
インターネット社会を破壊することを目論む謎の組織WWW(ワールドスリー)の陰謀とは?
GBAと共に発売されたローンチタイトルで、記念すべき1作目です!ロックマンエグゼ2のあとにプレイした作品でしたが、それでも楽しめた作品でした…
ロックマンエグゼ2のあらすじ
新たに、スタイルチェンジシステムが導入された第2弾で、ロックマンの能力は戦い方によって変化し、バトルがより戦術的に。
WWWの壊滅後に出現した新たなネットマフィア「ゴスペル」との闘いが描かれている。
最初にプレイしたエグゼシリーズ作品で、最も思い入れのある作品です…
ロックマンエグゼ3&ロックマンエグゼ3blackのあらすじ
第3弾としてリリースされ、その後話題となった「Black」バージョンが登場。
復活を遂げたWWWとDr.ワイリーとの戦いが繰り広げられる一方、謎に包まれたネットナビ「フォルテ」の過去も明らかになる。
「おおいなる災い」と称される禁断のデータを巡り、熱斗たちが果敢な戦いに身を投じる…
ナビカスタマイザーが実装されたのが今作からでしたね…パズルをしながらロックマンを強くしていくようなシステムが楽しかったです…
ロックマンエグゼ4:トーナメントレッドサン・ブルームーンのあらすじ
1タイトルに2バージョンがリリースされ、話題に!
世界最強のネットバトラーを決定するトーナメントに参戦する熱斗。激しい戦いの中で、闇の組織が怪しい動きを開始する…。
ネットナビと共鳴する力、“ソウルユニゾン”を使いこなすことができるだろうか?
さらに、闇の力が宿る”ダークチップ”も新たに登場する。
ポケモンシリーズのように、バージョン分けされて発売されたのは当時衝撃でしたね…自分はレッドサンを買いました!
ロックマンエグゼ5 チームオブブルース・カーネルのあらすじ
熱戦が続くシリーズの第5弾!
ダークチップシンジケート「ネビュラ」のリーダー、Dr.リーガル。
彼に捕らわれた父親を救い出すため、熱斗が立ち向かうものは…。
バージョンによって異なる仲間ナビを操作できるチームバトルが登場!
ネビュラの支配からインターネットを解放せよ!
リベレートシステムでロックマン以外のナビを操作できたのは感動しました…カーネルかっけぇ…の作品です…
ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ・ファルザー
完結編となる第6弾。
電脳獣の力を駆使し、WWWとの闘いに終止符を打つ!
熱斗の勇敢な活躍により、ダークチップシンジケート「ネビュラ」のリーダーであるDr.リーガルの野望は破れ、世界に再び平和が訪れた。
平穏な日常に戻った熱斗を待ち受けていたのは、仲間たちとの訣別と、新しい冒険の幕開けであった。
エグゼシリーズで唯一手を出さなかったタイトルなので、今回の内容で一番楽しみにしている作品です…
新要素について
本作には、当時には無かった新要素が多数追加されていますので、解説していきます!
夢の『PET』画面の再現によってタイトル画面に”3Dロックマン”が!
PETとは“Personal Terminal”の略称で、日常生活に便利な機能が詰まった、持ち運び可能な携帯情報端末です。
内部にはネットナビと呼ばれる疑似人格プログラムが搭載されており、ネットワーク上でのさまざまなタスクを人間に代わって実行してくれます。
タイトル選択画面やギャラリー画面では、3Dで描かれたロックマンがナビゲーションを行います。
音声付きで、さまざまなリアクションが楽しめます。
ロックマンが可愛い…
アートギャラリーの実装
これまでの公式イラストに加えて、設定画やラフデザインなどの希少な資料も含まれています。
イベントやグッズに関連するイラストをまとめた「ミステリーデータ」を加えることで、総計1000点以上の素晴らしいイラストが閲覧できます!
まさに、ファンにはたまらない追加要素です…
ミュージックプレイヤーの実装
全188曲のゲーム内BGMが視聴できます!
お気に入りの曲をリピート再生したり、ギャラリー画面のBGMとして設定することも可能です。
なんやかんや、メインテーマが最高ですね…
配信チップが使用可能に!
イベントなどで提供された15枚のチップが収録されています!
ゲームプレイ中、各タイトルのサブ画面「ロックマン」から、チップデータを読み込むことが可能です。
個人的にはこれが一番良いです…イベントに行けた人しか貰えないチップが当時は羨ましくてしょうがなかったです…
改造カード全て収録!
全499枚の改造カードがゲーム内に含まれています! エグゼ4以降の作品では、サブ画面内の「ロックマン」からカードを読み込むことができます。
さらに、通信対戦のルールで「改造カードあり」か「改造カードなし」の選択ができます。
至れり尽くせりの収録内容です…
バスターMAXモード
ロックバスターの威力を100倍にする機能を追加!
ストーリープレイ中いつでもアクセスできるメニュー画面から、この機能のON/OFFを切り替えることができます。
プレイスタイルに合わせてゲームを楽しんでください。
ただし、オンライン対戦中は自動的にこの機能はOFFに設定されます。
賛否がありそうなシステムではありますが、ストーリーをすいすい進められるようになるので、個人的には嬉しいシステムです!
高画質化フィルター
『ロックマンXアニバーサリーコレクション』でも高評価を受けた高画質化フィルターが実装されています。
ジャギーの目立たない柔らかい描画で、ゲームを快適に楽しむことができます。
この機能は、自由にオン・オフを切り替えることが可能です。
ゲームボーイアドバンス独特の粗さが好きな方もいると思うので、オンオフできるのはありがたいです!
ONLINE/通信機能
インターネット接続を利用して、オンラインでのネットバトラーと対戦やトレードなどが実現可能です!
それぞれのシリーズで、ゲーム内のサブメニュー「ネットワーク/つうしん」からマッチングが行えます。
当時はネットバトルがネットでは出来なかったけど、今は本当にネットで出来るようになったと思うと何だかグッとくる…
プレイしてみた感想
ここからは、しーが実際にプレイした感想を書いていきます。
steam版をプレイしています!
良い点
バスターMAXモードが既プレイ者にとってうれしい
プレイした事があるタイトルに関しては出来るだけ早くクリアしたいので、このモードがあるのはかなりありがたいです…
当時のRPGゲームはエンカウント率がとても高く、ロックマンエグゼも同じようにエンカウント率が高いので、普通にプレイしているとスムーズな進行が出来ません…
このモードのおかげもあってどんどんストーリーを進めていくことが出来ます。
ただ、ナビカスタマイザーの影響を受けるので、超ヌルゲーになります…
自分の場合は、ボス戦時のみバスターMAXモードをオフにして探索時にオンにしています。
SPナビのデリートタイムに関しても、オンの時は反映されないので良いバランスかなと思います。
4以降からやり込もうと思っていた自分にとっては、とてもありがたいモードです…
配信チップを使用できるのがうれしい
当時、イベントなどに行かないと手に入らなかった配信チップを使用している友達に、めちゃくちゃ嫉妬していました…
本作はその憧れの配信チップを使用する事が出来るため、長年の夢が叶った気分になります…
ストーリーの深さが今になって分かるうれしさ
当時プレイしていた方は自分も含めて、小学生が多かったかと思います。
それもあって、当時はストーリーの内容がイマイチ分からない部分が沢山ありました。
大人になった今、プレイしてみると内容をしっかりと理解できます…
携帯端末の進化、家電とネットのリンク、ネット犯罪の深刻さ、今の現実では当たり前になっている事が、2001年に発売された子供向けの作品に描かれている事に、改めて衝撃を受けました…
このストーリーだけでもプレイする価値があります…
悪い点
今のゲームと違い、不親切な点が多い
行先のナビゲーションなどが全く無いので、会話を見逃すと進めにくくなる場面などがあります。
調べられるところをヒントもなしに調べ回るのは、人によっては苦行になるかと思います。
当時のゲームは大体こんな仕様なので、自分は気にならないですが、プレイした事が無い方にとって、ストレスになるかもしれません…
PAD設定がプリセット変更のみ
これは自分的にはめちゃくちゃ残念な点です。
キーマウに関しては、キー設定が可能ではあるものの、PADの設定は出来ません。
プリセットはありますが、細かい設定が出来ないため、慣れるまではなかなかストレスかもしれません。
発売したばっかりのゲームとは思えないくらいにオンラインがマッチングしない(PC版だけかも)
自分はオンライン対戦にあまり興味が無いので、特にデメリットではないですが、ここを期待していた人にとっては残念かなぁと思いました…
switch版、PS4版はについては分かりませんので、ハードによる差があるかもしれません。
遅延によるラグが酷くて勝負ならないという報告もされています。
総評
未プレイ者にはおすすめしづらいものの、当時プレイしていた方には是非プレイして頂きたいゲームです!
様々な追加要素も素晴らしいですし、何より当時、理解しきれなかったストーリーを理解する事が出来るようになったのは、とてもノスタルジックな気持ちにさせてくれます…
ギャラリーを見ているだけでも、当時のプレイヤーにとっては楽しめます。
何回も言いますが、当時プレイしていた方には本当におすすめです!
まとめ
以上、『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』の解説と感想でした!
バスターMAXモード、高画質化フィルター、ギャラリー、ミュージックプレイヤー、PET画面、配信チップなどなど…
様々な追加要素のおかげもあって、当時やり込んだ自分にとっては本当に素晴らしいゲームでした…
自分もまだまだ始めたばかりで、クリアをしたわけではないです。
それでも、読んで気になった方は、是非買ってネットバトラーになりましょう!
それでは、また!
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